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＜記述書＞は何処に？ |
いままでず〜っと「RIVEN」を探索しても、どうしても解明できなかった問題を提示します。
自分自身のみの力だけではお手上げなので、みなさんからの意見をお待ちしてます。
掲示板への書き込みをおねがいします。
わたしは「MYST: The Book of Atrus」（日本語版）しか読んでません。もし「MYST: The Book of Ti'ana」や「MYST: The Book of D'ni」でしかわからない事実が存在し、それによってここの疑問が解消されるならば遠慮なくご指摘ください。
「RIVEN」をプレイした人ならわかると思うが、ドニの＜記述の技法＞(skill of writing)による＜時代＞(Age)とは、＜記述書＞(descriptive book : "kormahrn")に記述を行うことで世界を構築し、その＜記述書＞の接続窓もしくは＜接続書＞(linking book : "korvahk")の接続窓によってその＜時代＞に接続ができる。
通常、＜空白の本＞(blank book : "kortee'nea") に記述を加えることで＜記述書＞が完成する。その＜記述書＞にはすぐにでも接続できるが、＜時代＞のなかからもとの世界に戻る手段は用意されてない。
そこで最初に＜時代＞に接続するときには＜接続書＞を持っていき、接続した場所の位置を記述していつでも元の世界に戻れるようにするのである。また、＜時代＞の任意の場所に接続したり、複数の接続手段を持ちたい場合にも＜接続書＞は使用される。＜接続書＞を複数用意することで、＜時代＞の記述をしてある大切な＜記述書＞を使わずとも安全に接続ができるようになるのである。
また、＜記述書＞は通常はその自身の＜時代＞の中に置かれることはまずない。なぜならば、＜記述書＞に変更を加えた場合に、その＜時代＞に現れる影響によっては＜時代＞の中そのものが大変危険な状態になるおそれもあるからである。（例：＜第３７時代＞）
「RIVEN」の中では、主人公は＜第五時代＞リヴンに接続するときには、冒頭のアトラスが差し出したリヴンの＜記述書＞に接続をした。ほかにも、＜モエティーの時代＞タイ、＜第２３３時代＞、＜牢獄の書＞に接続をした。
アトラスが差し出したのが＜記述書＞だという根拠は、「MYST」でも、また「RIVEN」の冒頭でも主人公が接続する直前までアトラスが加筆をしていたことから推測できる。また、ストーンサークルのパズルを解いて出現した＜本＞はその隠され方と大きさから＜記述書＞だと推測できるが・・・＜モエティーの時代＞に接続できる本があれ１冊しかないので単なる＜接続書＞だとも思える。（判断材料が少なすぎる。）
さて、ここで大きな問題がある。ゲーンが独自で記述したという＜第２３３時代＞の記述書が見当たらないのである。
「RIVEN」の中では、ゲーンはファイヤーマーブルの中にある本を＜接続書＞とはっきり述べている。やはりこれも大変用心深いゲーンだけあって、＜記述書＞を置くようなまねはしなかったのだろう。それに、＜記述書＞は１冊のみなので、１０冊以上もあるワケはない。
では、＜第２３３時代＞の＜記述書＞はいったいどこに置いてあるのだろうか？
ここでは、いくつかの仮説があげられる。
巨大ドームの中心に、決して行くことができなかった謎のユニットがあった。ひょっとしたらあの部分に保管されてるのでは？とも思ったが、ゲーン自身も近づく手段がない場所にはたして置いておけるものかどうか？
Crater Islandのゲーンの研究室にあるのか、とも思ったが、あそこはあくまでも＜空白の本＞を作るための実験場。記述までやっていたとは思われにくい。それに、保管してそうな場所も特にみつけられなかった。
ゲーン自身がオフィスとしている＜第２３３時代＞に持ち込み、加筆修正をやっていると考えるのがもっとも自然かもしれない。しかし、＜記述書＞は自身の＜時代＞に持ち込むと修正を加えたときに大変危険なので、それはありえないはず。もっとも、ゲーンがその危険すら顧みずに能率優先でやってるならば話は別だが。
だが、ここで気になるのが＜第２３４時代＞の存在。ゲーンは＜第２３４時代＞をこれからの安定した生活の場として記述を進める予定だったらしい。＜第２３３時代＞は単なる次の時代への礎だったのかもしれない。ということは、オフィスを構えられるだけの環境ができあがった＜第２３３時代＞には、もう修正を加えるひつようがないのか。そう考えると、この＜第２３３時代＞に持ち込んで外のどこかに隠してる可能性が高い。
（＜第２３３時代＞が完成するまではCrater Islandにあるゲーンの研究室で執筆をやってたのか？）また、オフィスの机の上には１冊の本が置いてあったが、表紙には何も書かれておらず、映像枠も真っ暗なままだった。これに＜第２３４時代＞を記述するのだったんだろうか？
ゆっくりとではあるが、崩壊してゆく＜第五時代＞リヴンよりは新たな＜第２３３時代＞に＜記述書＞を置いておくほうが安全だと判断したのかもしれない。しかし、ゲーンのオフィスからは１歩も外に出られなかったのでそれを確認する術はみつからない・・・。リヴンは今はもう＜星の裂け目＞によって崩壊が急速に進んでいるだろうから・・・。