MYSTシリーズのガイドブック

（未所有）

（未所有）

俯瞰地図（オフィシャル？）とスクリーンショットによるガイド。発行日から察するに、PS版「RIVEN」を狙い込んでのリリースだったのかもしれません。

古本屋に並んでいるうち（って、2年位前でしたが）に買っておけばよかったと、ちと後悔しています。よって未所有。

（2002年10月4日追加）

RIVENパッケージと同じ場所が表紙です。表紙右上に「Windows95 & Macintosh対応」と書いてあります。

内容は大きく３つに分かれています。
・Chapter of Knowledge （ゲームシステムや用語解説）
・Chapter of Adventure （各島のマップ、攻略プロセス）
・Chapter of Secrets （マルチエンディング解析）
となっています。

しかし驚くべきところがありました。最初のChapterで、いきなり１〜２４までのドニ数字、ドニの色彩シンボルが明示されてしまっていることです。本を開いてわずか10ページ目のところだそうで。あとのページではJungle Is.にあるワークのおもちゃの解説として、「 この機械で必ず数字を覚えておかないと苦労するぞ。 」と書いてあるのに、この構成は編集がちょっといい加減ではないでしょうか。ほかにもいろんな謎解きの、そのものズバリな正解があからさまに記されているそうです。もうこうなるとガイドブックというより単なる解答本では…。

この本では、エニックス版と同様にゲーンの寝室にある女性の写真、ホログラムの女性について解説がなされていましたが、「妻がある身にも関わらず、他人の嫁をさらうとは！」というようなことが書かれていたそうです。ゲーンの日記からもケタは既に亡くなっているのはわかる（小説「ミスト アトラスの書」では時期も明記）し、キャサリンを幽閉した意図も別のところにあるのはわかりそうなのですが…。

なんとも不思議なガイドブックのようです。

「RIVEN」のパッケージと同じ場所が表紙です。

「〜パーフェクトガイド」の前哨戦といったところでしょうか。本当に自分の力で解きたい人向けのガイドです。ページ数も少なめです。

（未所有）

「RIVEN」のパッケージと同じ場所が表紙です。

このシリーズのガイドブックの中では、「攻略」に重きをおいた最高のものになるでしょう。前半部分は本当に歩き回る人に状況の説明だけを補足し、あくまでも謎解きに関する部分についてはプレイヤー（読者）に投げかけるようにしています。そして後半部分では謎解きの手ほどきも理路整然としていますが、それでも極力正解ずばりを記述するのは避けているようです。さらに、一人称視点での物語風のプレイガイドも設けられているので読み応えもあります。

ドニの文化についての考察、各島の俯瞰マップやマップポスターも付属してこのお値段。かなりのお買い得です。

発売前に公開されていた、リヴンの＜グレートツリー＞跡と思われる“例の場所”が表紙です。（カバーをめくった表紙は「RIVEN」のパッケージ写真と同じですが）

プレイステーション版をベースにして攻略してあります。マークや要素などの関連性を、ポイントごとにしっかりと押さえてあります。スーパーファミコン時代の、「いかにも攻略本！」という雰囲気づくりが好みが分かれるところかもしれません。プレイステーション版のスクリーンショットのみを使っているため画像が粗く、しかもレイアウトが少々わかりにくいです。ここが残念でした。

海中を泳ぎ回るサナーが表紙です。

謎解きの解説よりも、場所ごとの説明をスクリーンショットを用いて説明するのがメインとなっています。レイアウトもポイントごとにすっきりとまとめられているので非常に読みやすいです。巻末にQ&Aという形で謎解きのヒントを記述しています。

Windows/Macintosh/PlayStation/SegaSaturnでの相違をまとめていて複数のハードを検討しているユーザに対してありがたいものになっています。「RIVEN」開発時のCYANスタッフの顔写真も掲載されています。

さすがはコンシューマ版発売元だけあって綺麗にまとめられていて読みやすいです。デザインもピカ一。

「RIVEN」のパッケージ写真が表紙です。

前作「MYST」でも攻略本を執筆したリック・バーバ氏が作成したものを、翔泳社（これまた「MYST」とゆかり深い会社です）が和訳・発売したものです。前半部分は一人称で語られた、リヴン探索の日記風に記述されています。その中でヒントを小出しにしてあります。後半部分では謎解きについての詳しい解説がなされています。スクリーンショットや解説イラストは少なめなほうでしょう。

巻末には著者とCYANスタッフ（ミラー兄弟も！）とのインタビュー、そしてリヴン全体マップポスターが付属しています。

「MYST III:Exile」パッケージ写真が表紙です。

「MYST」「RIVEN」でも“公式”ガイドブックを記したリック・バーバの著書です。（でも日本での発売元はソフトバンクパブリッシングになっています…！？）

中では各所の俯瞰地図と共に細かい解説がしてあり、きちんとした固有名詞も用いられています。 ゲエム中では詳しく語られなかった、様々なデバイスや物体、生物・植物についての解説も事細かに記されているので、ゲエムをクリアしている人でも十分に楽しめる“解説書”になっています。…逆に言えば、ゲエムをクリアしていない人にとっては当然のごとくネタバレの宝庫となっています。

ただ、プレイ中の人に対してのネタバレ対策はほとんど施されていません。各時代のガイドを見る、すなわちネタバレとなっています。なんてこったい。

巻末には10数ページの袋とじがあり、そこで各パズルなどののそのものズバリな解答が掲載されています。これは本当に淡々と正解が説明してあるだけなので、どーーーーしてもわからない！もう正解を読んでやる！という場合意外は開かないほうがよろしいかと思います。本当に。

作品中のTomahna時代にあったレリーシャンの書を模したハードカバーのブックレットです。

これは一般の書店では販売されておらず、Xbox版「ミストIII：エグザイル」プレミアムBOXに付属していたものです。内容は、「ミストIII エグザイル 公式ガイドブック」をページ、レイアウトスペースも大幅に少ないものにあわせるために写真と簡単な説明のみで簡略化されたもののようです。プレイ時に手元に置き、ちょこちょこと眺めて“ヒントにする”のにちょうどいいかもしれません。